節分にぴったりなので使いました(*^_^*)
賎機焼きの鬼福
家康が三方原合戦において、武田信玄の率いる甲州勢に屈し、浜松城へ逃げ帰り、武田の大軍に城を囲まれ、家臣と別れの盃を交わした時、最後の一策を考えた家臣が、城内にあかあかとかがり火をたかせ、城門を押し開き太鼓を打ち鳴らし、「鬼は外、福は内」と叫ぶと、武田勢がこれを敵の策略と勘ちがいして囲みをとき、徳川方に思わぬ勝利を招きました。 太田七郎右衛門が、家康の無事と勝利を祝って、外形は鬼瓦の形に、内には福面を描いた七五三の三つ組の盃を献上し、家康を大いに喜ばせ、賤機焼の称号を与えられたといわれます。