松竹 静岡
静岡で何度も話に聞く、松竹さんへ初めて行ってきました。
北街道はあまり通りませんが、主要道路なので通るたびに佇まいが気になります。
静岡のソウルフードと言っていい位、多くの方が食べています。
どのメニューもお薦めらしいのですが、聞く限り一番は焼きそばです。
焼きそばは具に肉はなく、刻んだナルトが鎮座しています。
これは肉が貴重な時代にナルトを代用して今に至ります。
細めんながら硬さのある麺は富士宮やきそばの蒸し麺とは違った趣き。
静岡のソウルフードなので甘いソースと思ってましたが、酸味のあるソースだったのは意外です。
半チャーハン300円
チャーハンって結構しょっぱいのに、ここのは薄味。
それでも熱々で食べていて満足感があります。
半チャーハンにも付くスープ
上に油が浮いていて、とても熱い。
飲んだ後味が「うまい棒」を思い出してしまうのは何故だろう。
飲むたび思います。
昔ながらのお店によくある、店名と電話番号が記載されている食器。
消えかかっているのがまた味を出しています。
静岡は「黄金饅頭」
しかしその名で呼んでいる店も少なくなりました。
松竹さんはその貴重な一店です。
生地にハチミツの風味がしない、甘くない生地で外側もしっとり弾力があり、あんこも甘さ控えめ。
食べ進むうちに甘くなり、食べ終わる頃には結構甘く感じる不思議な黄金饅頭でした。
昭和の雰囲気も良く、メニューも懐かしいまた行きたくなる店でした。
ごちそうさまでした(*^_^*)